（一社）千葉県宅地建物取引業協会は27日、千葉県不動産会館（千葉市中央区）で定時総会を開催。令和2（2020）年度の収支決算の決議、および同年度の事業報告、令和3（21）年度の事業計画や収支予算の報告などを行なった。
開会に先立ち挨拶した同協会会長の髙﨑正雄氏は、「コロナ禍が収束しない状況だが、無事開催できたことに感謝申し上げたい。IT重説に続き、先般デジタル改革関連法案の成立で、電子契約も可能となる予定。協会でも集合研修のオンライン活用などIT活用をさらに進めていく。また今年度は少額短期保険会社設立に向け取り組みを進める予定。引き続きの協力をお願いしたい」と述べた。
令和3年度の事業計画では、国・地方公共団体等への協力・提携に関する事業や宅建士の資質向上・会員啓発事業といった事業の継続を計画。また少額短期保険会社設立提案に向け準備特別委員会を設け、 準備法人の設立、販売する保険商品の検討などを盛り込んだ。
