
サッポロ不動産開発(株)は22日、同社は所有する複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」(東京都渋谷区)のオフィス棟「恵比寿ガーデンプレイスタワー」で、隙間時間向けワークプレイス提供事業「fastrwork」の実証実験を開始した。
「fastwork」は、スペース貸しプラットフォーム「SPACEE」を提供する(株)スペイシーの協力で開発した新サービス。出張先や外出先におけるアポイント前後の“隙間時間”に仕事をしたいというニーズに応え、コワーキングスペースやサテライトオフィスよりも気軽に仕事ができる空間を展開していく。
実証実験では、同ビル2階の空間を活用し、仕事に適した広さの机や椅子、電源などを5席分用意。周辺通行者の気配や視線を遮るパーテーションも設置した。利用料金は1分10円。設置エリアでQRコードを読み取ることで、チェックイン・チェックアウトができるほか、分単位で料金が精算されるため、短時間から利用しやすい。営業時間は7~23時。実施期間は8月20日まで。