不動産ニュース / 開発・分譲

2021/6/28

安田不、新虎通り沿いに複合ビル

「新虎安田ビル」外観イメージ

 安田不動産(株)は24日、東京都港区で着工した複合施設の名称を「新虎安田ビル」に決定したと発表した。

 同物件は、JR「新橋」駅徒歩5分、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅徒歩8分に立地。「新虎通り」と「赤レンガ通り」の交差点に位置する。敷地面積2,234平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階地下2階建て。延床面積は2万5,819平方メートル。

 1階は新虎通りに面して商業施設を設け、新橋・虎ノ門エリアにつなぐ沿道の新たなにぎわい・交流を創出する。2階は国際会議場等にも対応可能なカンファレンスホールを設置。3~14階は基準階貸室面積約400坪のオフィスとする。

 建物は免震構造で、最大72時間対応の非常用発電機や断水時に約3日間トイレ利用可能となる貯水槽を設置するなど、BCP機能も確保する。建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)における「ZEB Ready」認証(基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物に与えられる、エネルギー性能に特化した第三者認証)を取得しており、環境配慮などを含めたスマートビルを目指す。

 竣工は2024年2月の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。