不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/1

自由が丘の億ション、1期20戸に登録申し込み

「ザ・パークハウス 自由が丘ディアナガーデン」完成予想図

 三菱地所レジデンス(株)は1日、(株)モリモトと共同開発中の分譲マンション「ザ・パークハウス 自由が丘ディアナガーデン」(東京都目黒区、総戸数44戸(うち募集対象外住戸12戸))の1期20戸を6月20日に抽選し、全戸に登録申し込みが入ったと発表した。

 同物件は、東急東横線・大井町線「自由が丘」駅徒歩9分、第一種低層住居専用地域の南傾斜の高台に立地。敷地面積3,619.27平方メートル、鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建て。建設地は、イヌ・オオカミ研究の第一人者として知られる故・平岩米吉氏の住居と研究拠点のあった屋敷跡地。その環境を生かすべく、敷地周囲に植栽帯、南面にも緑地と公開広場を整備し、従前の植物や地域の在来種により敷地の25%を緑地化。既存樹木も保存・移植した。

 住戸は、1LDK+S(納戸)~3LDK、専有面積74~175平方メートルで平均100平方メートル超。最上階には130~175平方メートル台の大型の3LDK住戸も用意した。

 2021年3月末~6月20日のエントリー数は2,347件。4月10日からのモデルルーム来場者数は428件。1期は、1LDK+S~3LDK、専有面積74~138平方メートル。価格は1億1,800万~2億9,700万円。最多価格帯1億1,000万円台、1億4,000万円台、2億2,000万円台。平均価格1億8,795万円。登録申し込み数は44件。最高6倍、平均2.2倍だった。

 居住地は、目黒区が23%、世田谷区14%。年齢層は、30歳代から70歳代までと幅広く、40歳代が最多。職業は、会社役員と自営業が28%、会社員が26%、医師が16%。目黒区自由が丘アドレスの一種低層住居専用地域というロケーション、1,000坪超の広大な敷地、豊かな植栽計画などが評価された。

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