不動産ニュース / その他

2021/7/6

空き家の適切な処理に向け業務提携

 (株)ジェクトワンは6日、空き家問題の抑制を図るため、建設関連のテック企業である(株)クラッソーネ(名古屋市中村区、代表取締役:川口哲平氏)との業務提携を発表した。

 ジェクトワンは2016年より、空き家を物件特性や地域のニーズに合わせて再生する事業「アキサポ」を展開。5月には、サービスの全国展開に向けて全国の事業者をパートナーとする「アキサポネット」を発足し、これまでに約30件の空き家を活用してきた。しかし、空き家の活用に当たり、立地条件やコストが見合わない、エリアにより解体工事の提案ができないといったケースもあり、解決策を検討していた。

 一方、クラッソーネは全国約1,400社の解体工事専門会社と施主をマッチングする一括見積もりWebサービス「くらそうね」を展開。空き家解体の相談が増加する中、ユーザーからは空き家の活用を望む声もあった。

 両社は業務提携により「アキサポ」と「くらそうね」の利用者を相互に紹介、送客する。解体が適切と判断した空き家についてはアキサポからくらそうねに、活用が可能な空き家についてはくらそうねからアキサポに利用者を誘導することで、空き家を適切に処理できるようにする。

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