不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/13

銀座線「渋谷」駅上部に歩行者デッキ

「渋谷ヒカリエ ヒカリエデッキ」。植栽やベンチをのほか、随所に日除けとなるパラソルも設け、憩いの空間となることを目指した

 東急(株)は、「渋谷ヒカリエ」(東京都渋谷区)の北側、東京メトロ銀座線線路の上部に位置する歩行者デッキ「渋谷ヒカリエ ヒカリエデッキ」のオープンに先立ち13日、メディアに公開した。

 「渋谷」駅と東西地域、青山・表参道方面および周辺施設を結ぶ歩行者ネットワークの形成などを目的に整備を実施。全長約190m、面積約3,000平方メートル。

 渋谷ヒカリエ3・4階部分に面し、宮益坂に並行しているため、同デッキを経由することで「渋谷」駅から宮益坂上までをスムーズに移動できる。また、渋谷の生活文化の情報発信・活動拠点、まちに開かれた憩いの場となることを目指し、にぎわいを創出するさまざまな仕掛け、演出、文化用途施設との連携も図っていく。

 日常使いができるキッチンカーの出店やイベントスペースとしての活用、ムービングライトによる光と音の演出等により、周辺住民や来街者を呼び込み、にぎわいを生んでいく。2021年秋頃には渋谷ヒカリエ側の壁面を活用しアート作品を掲出するほか、4階アーバン・コアに面した店舗区画にはコミュニティFM「渋谷のラジオ」のサテライトスタジオが入居するなど、パブリックスペースとしての魅力向上を図っていく。

 将来的には、同デッキから「渋谷駅地区 駅街区開発計画(渋谷スクランブルスクエアなど)」で整備する歩行者デッキおよび「渋谷マークシティ」を経由することで、宮益坂上と道玄坂上を地上に降りることなく移動できるようにする。

 一般オープンは15日。

渋谷ヒカリエ3階部分に下って左に行くと宮益坂、まっすぐ進むと青山・表参道方面へと出る
現在整備中の「渋谷スクランブルスクエア」等につながる歩行者デッキ。完成すると宮益坂上から道玄坂上を地上に降りることなく移動できるようになる

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