不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/16

多層型木造の本社ビル着工/ジューテック

新本社ビル外観イメージ

 合板販売のジューテックホールディングス(株)は15日、新本社ビル新築工事に着工したと発表した。

 創業100周年を迎える記念事業の一環として、創業の地である東京都港区新橋に新本社ビルを建設する。延床面積4,878平方メートル、鉄骨造一部木造地上8階地下1階建て。設計施工は鹿島建設(株)、設計施工協力に住友林業(株)が携わる。

 純木質耐火集成材を多層型建築物で初めて採用。木造と鉄骨造を組み合わせたハイブリッド構造とする計画。炭素固定量約110t(CO2ベース)は、計画地(740平方メートル)の約4倍に当たる面積の杉林が50年間で吸収するCO2量に相当する。自然災害等にも機能する安全・安心技術の導入でBCP対策も強化する。

 竣工は2023年2月の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

事業継続計画(BCP)

事業組織が脅威にさらされた場合に、その影響を予防・軽減し、事態の回復を図るための計画をいう。 危機管理手法の一つで、BCP(Business Continuity Planning)と略称される。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。