不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/8/12

不動産セールスは減収/シノケン21年12月期2Q

 (株)シノケングループは10日、2021年12月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(21年1月1日~6月30日)は、売上高401億200万円(前年同期比13.1%減)、営業利益35億400万円(同16.8%減)、経常利益33億2,000万円(同15.1%減)、当期純利益21億5,300万円(同18.2%減)。

 不動産セールス事業では、コロナ禍でのアパートメント用地仕入れの活動休止の影響で物件の竣工引き渡しが下期に偏重すると見込んでいたが、当初見通しよりも前倒しで建物が竣工。当初計画を上回って進捗したものの、売上高は175億1,800万円(同25.0%減少)、セグメント利益は14億8,300万円(同22.2%減少)にとどまった。

 不動産サービス事業では、期末時点の賃貸管理戸数は3万9,852戸、入居率約99%。分譲マンションの管理組合からの管理受託しているマンション管理戸数は7,334戸といずれも増加した。売上高は106億8,800万円(同13.3%増)となったが、不動産テック領域への先行投資を継続しているため、セグメント利益は17億2,200万円(同5.1%減)となった。

 通期では、売上高1,050億円、営業利益89億円、経常利益85億円、当期純利益60億円を見込む。

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