不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/8/16

マンション、駅距離より「資産価値」「広さ」を重視

 (株)Housmartはこのほど、新型コロナウイルスの影響によるマンション購入における希望条件への変化についての調査結果を発表した。同社が運営するアプリ「カウル」の会員の登録情報を基にデータを分析したもの。回答件数は2019~21年の延べ1万5,802名。各年5~7月の期間のデータを対象としている。

 マンション購入において重視する項目について、最多回答はどの年も「資産価値」で、19年33.5%、20年37.1%、21年37.7%と、徐々に割合を増やしている。
 「広さ」についても、19年「26.0%」、20年「28.9%」、21年「32.5%」と増加傾向が確認できた。

 一方で「駅徒歩」については、19年「24.2%」、20年「14.8%」、21年「11.5%」と、減少傾向が続いている。

 同社は、「テレワークの普及によって、通勤時の駅距離よりも自宅で働ける場所を確保したいというニーズが定着化したと考えられる」と分析している。

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