不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/8/18

賃貸で人気の設備トップは「ネット無料」

 アットホーム(株)は18日、「不動産のプロが選ぶ!『2021年上半期 問合せが多かった条件・設備』ランキング」を発表した。21年1月以降に賃貸居住用物件を探している顧客の接客を担当したことがある全国のアットホーム加盟店847店から回答を得た。調査期間は6月1~7日。

 問い合わせが多かった条件のトップは、「毎月の家賃を下げたい」で34.4%。次いで「転勤のため引っ越したい」(32.9%)、「今より部屋数を増やしたい」(30.3%)だった。不動産会社のコメントでは、「コロナにより収入が減ったため、現在の住まいより家賃の低い物件を探しているお客さまがいた」「部屋を増やしたいなど、コロナ禍でテレワークの環境を整えたい人が増えているように感じた」「現状と同じ家賃で、広めのお部屋への住み替えや、郊外への引っ越し、在宅勤務のために防音に優れた鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートへの住み替えをご希望されるお客さまが目立った」などがあり、住まいに求める役割が多様化していることが分かった。

 設備は、「インターネット接続料無料」(43.2%)がトップで、「オートロック」(34.2%)、「モニター付きインターホン」(31.2%)が続いた。不動産会社からも、「テレワーク推奨の業種のお客さまが多く、インターネット接続料無料もしくは光回線が利用できるかどうかを確認するお客さまがほとんどだった」という声があった。また、在宅時間が長くなった影響で、防犯面を気にするユーザーが増加傾向にあると分析している。

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