不動産ニュース / 団体・グループ

2021/8/25

全宅連、流通システム刷新し会員のDX支援

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会は25日、2021年度2回目となる理事会をオンラインで開催。現在検討を進めている、現行の不動産流通システムを全面刷新した「新流通システム」の開発状況を報告した。

 新システムは、約10万社の会員のDXや業務のオンライン化に対応するインフラ整備と位置付ける。全宅連会員の不動産流通システムは、これまでBtoCプラットフォームの「ハトマークサイト」が中心となっていたが、新システムでは、BtoBのプラットフォームへ運用方針を切り替える。

 会員約8万社がIDを持ち、約3万5,000社が常時利用している会員制サイト「ハトサポ」とログインID・パスワードを共通化。ハトサポ内のコンテンツとしてハトマークサイトを配置し、レインズに物件情報を登録する入口として利用を促進する。

 ハトマークサイトに登録した物件情報は、レインズだけでなく民間のポータルサイトにも自動入力できるようにするなど操作性も高め、会員がすでに利用している民間の業者間流通サイトからも情報をコンバートできるようにもする。内見予約や入居申し込み、保証会社への審査といった各種業務のオンライン化をサポートするほか、将来的には少額短期保険会社とも連携し、保険の申込もウェブ上で行なえるようにしていく。

 また、ハトサポの既存サービスであるウェブ書式作成システムとも連動。一度「ハトマークサイト」に物件情報を入力すると、ウェブ上にその情報が入力された契約書等が生成される。

 BtoBサイトとしての使い勝手を高め、利用を促進することで、レインズ並みの物件数確保を目指す。新システムのリリースは22年9月を予定。同年11月のリリースに向けて検討を進めている全宅連版の電子契約システムとも連動させる計画。

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