不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/9/8

「街の幸福度」、トップは埼玉県比企郡鳩山町

 大東建託(株)は8日、過去最大級の居住満足度調査による、「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング2021<首都圏版>」、「いい部屋ネット 住み続けたい街ランキング2021<首都圏版>」の結果を公表した。

 首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)居住の20歳代以上の男女を対象に、19・20・21年と三回にわたりアンケート調査を実施。総回答者数は16万5,302人。「街の幸福度」は、「非常に幸福だと思う」を10点、「非常に不幸だと思う」を1点とする10段階の回答平均を10倍にして平均値でランキングを作成。「住み続けたい街」は、ずっと住んでいたいかという問いに対して、「そう思う」100点、「どちらかと言えばそう思う」75点、「どちらでもない」50点、「どちらかと言えばそう思わない」25点、「そう思わない」0点とした場合の平均値でランキングを作成した。

 街の幸福度(自治体)ランキングのトップは、埼玉県の「比企郡鳩山町」(偏差値87.3、評点74.2)で、唯一偏差値が80台と高い評価となった。次いで、「横浜市都筑区」(同70.5、同70.3)、「東京都中央区」(同69.7、同70.1)となった。
 住み続けたい街(自治体)トップは、神奈川県「三浦郡葉山町」(同78.0、同68.7)。次いで、「逗子市」(同75.5、同67.7)、「鎌倉市」(同74.3、同67.7)となり、トップ3は神奈川県南部で海に面して並ぶ3自治体となった。

 街の幸福度(駅)トップは、「みなとみらい(みなとみらい線)」(同90.8、同79.4)で、唯一90点台と高い評価を得た。「有明A(りんかい線)」(同81.2、同76.5)、「東大前(東京メトロ南北線)」(同76.6、同75.1)と続いた。
 住み続けたい街(駅)は、「元町・中華街(みなとみらい線)」(同86.0、同77.9)がトップに。次いで、「鵠沼海岸(小田急江ノ島線)」(同76.0、同74.5)、「本鵠沼(小田急江ノ島線)」(同79.0、同74.2)となった。

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