不動産ニュース / 開発・分譲

2021/10/5

広島中心部で再開発を推進/広島市、UR他

再開発で新設する建物の外観イメージ

 広島市、中国電力ネットワーク(株)、(株)朝日新聞社、(株)朝日ビルディング、広島商工会議所、(独)都市再生機構はこのほど、「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」を推進することに合意した。

 都市再生緊急整備地域「広島都心地域」および特定都市再生緊急整備地域「紙屋町・八丁堀地区」内に位置し、都市基盤の再整備や都市機能の集積が求められる基町相生通地区における事業。区域面積は約1,0ha。

 国際的なビジネス拠点の形成や高規格オフィスの整備、国内外から観光客、ビジネス来訪者を誘客する宿泊施設の整備、経済団体や商工団体、産業支援機関等を集約し中小企業等への支援メニューをワンストップで提供する官民連携拠点の形成を目指し、事務所、ホテル、店舗からなる地上31階地下1階建ての高層棟を建築する。また、広島市の自転車都市づくりを推進するための市営駐輪場や、地域の電力供給者の基幹施設である変電所も計画。原爆ドーム周辺の景観の改善等に取り組む。敷地面積は約7,500平方メートル、延床面積は約8万6,600平方メートル。

 10月中に都市再生特別措置法第37条の規定に基づく都市計画の決定および変更について、決定権者である広島市に提案を行なう予定。

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