不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/10/7

首都圏既存戸建て価格、2ヵ月連続の下落

 (株)東京カンテイは7日、2021年9月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏は3,159万円(前月比6.1%下落)と、2ヵ月連続で下落した。都県別に見ると、東京都は4,684万円(同8.9%下落)と、2ヵ月連続の下落。神奈川県は3,508万円(同2.1%上昇)と、反転上昇となった。千葉県は2,359万円(同9.0%下落)と、大きく反転下落、埼玉県は2,519万円(同2.5%下落)と、3ヵ月ぶりに反転下落した。

 近畿圏は2,587万円(同0.1%上昇)と反転上昇。府県別では、大阪府が2,751万円(同3.3%下落)と4ヵ月ぶりに反転下落、兵庫県は2,634万円(同0.5%上昇)、京都府は3,254万円(同0.2%下落)となった。

 中部圏は2,416万円(同3.8%上昇)、愛知県は3,004万円(同6.1%上昇)となった。

 福岡県は2,006万円(同12.4%下落)と、大幅に反転下落した。

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