不動産ニュース / 開発・分譲

2021/10/8

米・シアトル近郊で賃貸集合住宅開発/住林等

物件のイメージ

 住友林業(株)と関電不動産開発(株)、(株)サンケイビル、西日本鉄道(株)は7日、米・シアトル近郊で賃貸用集合住宅の開発プロジェクト(総戸数369戸)に参画すると発表した。

 住友林業の100%子会社SFA MF Holdingsと関電不動産開発の100%子会社Kanden Realty & Development America LLC、サンケイビルの100%子会社SKB USA LLC、西日本鉄道の100%子会社NNR Realty Investments USA,Inc.の4社がJVを組成。同JVと、アメリカの大手ディベロッパーCrow Hodings傘下の集合住宅開発会社Trammell Crow Residentialが共同出資した特別目的会社によるプロジェクトで、総事業費は約187億円(1米ドル=111.4円で換算)。

 建設地はシアトル近郊のボゼル市ダウンタウン中心部に位置。大企業が本社を構えるシアトルとベルビューの両ダウンタウンから車で15分。 

 建物面積は約2万9,400平方メートル。建物は木造・鉄筋コンクリート混構造6階建て。1Bed(1LDK+1バスルーム)180戸、2Bed(2LDK+1or2バスルーム)111戸、3Bed(3LDK+2バスルーム)10戸、Studio59戸、Live/Work9戸で構成。総戸数の半数近くのユニットにテレワーク用の書斎をスペースを設け、シアトル地区の賃貸住宅では珍しく全戸に冷暖房設備を設置。快適な居住・執務空間とすることで、新しい働き方に対応する居住環境を実現する。

 敷地内には4つの中庭を設け、BBQスペースやレクリエーションスペース、屋外でのリモートワークも可能なコワーキングスペースを提供。フィットネスジムや屋上テラス等を完備する。着工は2021年10月、竣工は24年7月の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆