不動産ニュース / 開発・分譲

2021/11/2

大久保地区公共施設再生事業が全体完成/スターツ

大久保地区公共施設再生事業の完成イメージ

 スターツコーポレーション(株)は1日、複合施設「プロシード京成大久保」(千葉県習志野市)の竣工に伴い、2018年にスタートした大久保地区公共施設再生事業に関する施設整備が完了したと発表した。 

 「プロシード京成大久保」は、京成電鉄本線「京成大久保」駅前の立地。敷地面積1,337.01平方メートル、延床面積1,586.31平方メートル、鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建て。学生向け賃貸住宅「LIGHT UP STUDIO(ライトアップスタジオ)」(総戸数32戸)および店舗(カフェ、食品スーパー)で構成する。旧大久保公民館・旧市民会館の解体後、同市有地について市と一般定期借地権設定契約を締結。賃借した土地の上に開発したもの。すでに同事業として開発し、19年11月にオープンしていた生涯学習複合施設「プラッツ習志野」に隣接する。賃借した土地の一部は、駅側交差点から「プラッツ習志野」の北館までをつなぐ広場状の自由通路を「出会いのひろば」として「プラッツ習志野」の利用者や市民に開放する。

 建物はスターツアメニティー(株)がスターツコーポレーションから一括して借り上げ、貸し主として各テナントを管理する。また「プラッツ習志野」で維持管理・運営を担うスターツファシリティーサービス(株)が「プロシード京成大久保」についても建物の維持管理を実施する。

 賃貸住宅は、間取りが1R~1K、専有面積17.7~18.2平方メートル。住戸は家具・家電付き。共用部には、入居者間の交流を促すリビングやキッチンを設ける。賃料が4万9,000~5万9,000円。1日より入居を開始。地域の祭りやプラッツ習志野で行なわれるイベントの手伝い・ボランティアなどへの参加を入居条件に設定。地域活性化に寄与する。

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