不動産ニュース / 開発・分譲

2021/11/10

賃貸業や投資家向け物件売却好調/東建21年12月期3Q

 東京建物(株)は10日、2021年12月期第3四半期決算(連結)を公表した。

 当期(21年1月1日~9月30日)は営業収益2,231億7,600万円(前年同期比4.8%増)、営業利益416億3,200万円(同54.3%増)、営業利益に金融収益を加えた事業利益は417億4,000万円(同53.4%増)、経常利益391億5,100万円(同59.7%増)、当期純利益314億4,500万円(同86.9%増)の増収増益。

 ビル事業は、「Hareza Tower」(東京都豊島区)の通期稼働等によりビル賃貸収益が堅調に推移。投資家向け物件売却による不動産売り上げも増加し、営業収益938億8,400万円(同8.8%増)、営業利益300億5,600万円(同18.5%増)、事業利益303億1,100万円(同17.9%増)の増収増益となった。

 住宅事業は、「Brillia Tower 西新」(福岡市早良区)、「SHINTO CITY(I街区)」(さいたま市大宮区)等、689戸(同266減)を計上。投資家向け物件売却も行ない、営業収益は833億7,300万円(同9.6%増)、営業利益および事業利益は142億8,400万円(同117.4%増)と増収増益となった。

 通期は、営業収益3,550億円、営業利益540億円、経常利益480億円、当期純利益330億円を見込む。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。