不動産ニュース / 開発・分譲

2021/12/7

東京流通センター敷地内の物流施設を建て替え

「(仮称)物流ビル新A 棟」外観

 三菱地所グループの(株)東京流通センターはこのほど、マルチテナント型物流施設「(仮称)物流ビル新A棟」(東京都大田区)の新築工事に着手した。

 同社は、1967年以降自社の敷地内で4棟の物流施設(総延床面積約12万坪)等を運営・管理、順次再開発を進めており、第1弾として物流ビルB棟を2017年6月に竣工。今回は、それに続く第2弾の建替事業。首都高速羽田線「平和島」出入口から約1km、湾岸線「大井南」出入口から約3km、東京モノレール「流通センター」駅から徒歩1 分に立地する。

 新たな施設は、地上6階建て、免震構造のマルチテナント型物流施設として開発する。総延床面積約6万2,000坪。1フロア約7,800坪。1~3階は小割区画とし、標準区画約435坪、最小区画約145坪で提供する。倉庫は一部をオフィス、ショールーム、メンテナンス拠点等として利用することも可能。都心物流施設として最大級の屋上駐車場約400台および、約20台の車両待機スペースを用意する。

 敷地内には、物流テックショールーム「TRC LODGE」を設置。ロボティクスやAI領域のテック企業を連携し、効率化・省力化につながる提案を行なう。

 竣工は23年8月の予定。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。