不動産ニュース / 開発・分譲

2021/12/17

東南アジア初進出、マレーシアに「ららぽーと」開業

「三井ショッピングパーク ららぽーと ブキッ・ビンタン シティ センター」外観

 三井不動産(株)は16日、マレーシア・クアラルンプールに「三井ショッピングパーク ららぽーと ブキッ・ビンタン シティ センター(BUKIT BINTANG CITY CENTRE)」の開業を発表。開業は2022年1月20日。

 クアラルンプール中心市街地における、商業施設・分譲住宅・サービスアパートメント・オフィス・ホテル等で構成する大規模複合開発の一環。プロジェクトの全体敷地面積は約7万8,500平方メートル。三井不動産は、マレーシアの現地法人MFBBCC Retail Mall Sdn Bhdを通じて、「ららぽーと」の開発を推進してきた。

 施設は、LRT線・KLモノレール線「Hang Tuah」駅直結。敷地面積約4万1,800平方メートル、延床面積約13万3,000平方メートル、地上5階地下5階建て。ららぽーと事業としては東南アジア初進出、海外では2施設目。店舗面積は約8万2,600平方メートルと、日本国内の施設を含めても最大規模のフラッグシッププロジェクトとなる。

 店舗数は約400店舗。インテリア専門店のニトリや、生活家電専門店のNojimaなど、日本発のライフスタイル提案型店舗がマレーシアに初出店する。次世代型のショッピング体験として、ファッション・雑貨・体験スペースが一体となった大型セレクトショップ「Metrojaya」等も誘致。地下1階の「デパチカマルシェ」や、地上1階屋外空間の「グルメストリート」など、多様なフードエリアも設ける。また屋上には、屋根付きの階段ステージを備えた広さ約1,700平方メートルのルーフトップガーデンを設置。多様なイベント開催に対応する。

 同施設の開業をもってBBCCプロジェクトはまちびらきを迎える。同社は、今後も開発が進む隣接街区のワーカーや居住者に向けた各種サービス提供に加え、周辺関係者および施設と連携を図りながら、BBCCプロジェクト全体の価値向上、地域活性化に寄与していく。

グルメストリート完成イメージ
ルーフトップガーデン

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