不動産ニュース / 開発・分譲

2021/12/17

大阪市湾岸エリアで物流施設開発

「(仮称)大阪住之江物流センター計画」南側外観パース

 ラサール不動産投資顧問(株)は2022年1月6日、「(仮称)大阪住之江物流センター計画」(大阪市住之江区)に着工する。同社が組成した特定目的会社を通じた事業。

 阪神高速15号堺線「玉出IC」から約2.5km、大阪南港から約6km、大阪中心部へ約10kmと、大阪市内・近郊都市へもアクセス良好な立地。大阪メトロ四ツ橋線「北加賀谷」駅から約1.5kmと、従業員の確保の面でも優位性がある。敷地面積2万3,872.30平方メートル、鉄骨造地上4階建て、延床面積4万9,668.82平方メートル。

 1階に3面接車可能なトラックバースを備え、倉庫の梁下有効高は5.5m以上を確保する。荷物用エレベーター4基、垂直搬送機6基を導入、効率的な荷役業務を支援する。また非常用発電機の設置やキュービクル、室外機等の各種設備機器を想定浸水ラインよりも上部に設置するなど、BCPにも配慮している。

 竣工は23年3月の予定。

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BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

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飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

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