不動産ニュース / 開発・分譲

2022/2/2

「プリンス スマートイン 京都三条」が竣工

「プリンス スマートイン 京都三条」外観イメージ

 関電不動産開発(株)は2日、同社が出資およびアセットマネージャーを担うKRD丸屋町開発特定目的会社が開発を進めていた「プリンス スマートイン 京都三条」(京都市中京区、総客室数137室)の竣工を発表した。

 (株)プリンスホテルとの定期建物賃貸借契約の締結により、同社に運営を委託する。「プリンス スマート イン」はICTやAI技術を導入したシームレスなサービスを提供するプリンスホテルの次世代型ホテルブランドであり、同ブランドのホテルの開業は全国4店舗目、京都市内においては、2021年5月31日に開業した「プリンス スマート イン 京都四条大宮」に続き2店舗目となる。

 「プリンス スマートイン 京都三条」は、京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅から徒歩約5分、京阪本線「三条」駅徒歩約8分の立地。敷地面積1,025.83平方メートル、延床面積4,149.73平方メートル、鉄骨造地上5階建て。客室のほか、レストラン(66席)、ランドリーを設けた。20年11月に着工していた。

 外観は、京都の伝統的な町屋が積層されたようなデザインをさまざまなマテリアルで表現。ホテルのエントランスからロビーにかけてはシームレスな空間をイメージし、ロビーエリア、チェックインエリア、レストランが一つの空間になるようにデザインした。利用客同士の交流の場にもなる「ビックテーブル」は製材から100年以上経過した古材を使用している。また、「温故知新」をテーマとし、京都に所縁があるアーティストのコラージュと金箔で仕上げた壁面や、京都を守る東西南北4つの神(青龍、白虎、朱雀、玄武)をイメージした積木アート、鴨川の土手に見立てたステップシート等で仕上げた。

 客室は、コンパクトながらも機能性と利便性を追求した。床をブランドカラーのグリーンとともにブラックを配し、壁には京都・東山をモチーフにしたアートクロスを採用した。ツインルーム105室、ダブルルーム32室で構成。面積が16.27~25.98平方メートル。

 予約受付は22年2月14日に開始する。開業は同年4月4日の予定。

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