東京建物(株)は、1月に竣工したマルチテナント型物流施設「T-LOGI習志野」(千葉県習志野市)を報道陣に公開した。
東関東自動車道「谷津船橋」ICから約2.9km、同「湾岸習志野」ICから約3.8km、京葉道路「幕張」ICから4.5kmと、首都圏のみならず関東広域エリアにアクセスが容易な場所に所在する。JR京葉線「新習志野」駅から徒歩17分で、2023年に徒歩10分の場所に新駅「幕張豊砂」駅が開業が予定されており、駅からのアクセスの面でも就労者獲得に優位性のある立地。
敷地面積約1万4,000平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨層地上4階建て、延床面積は3万3,400平方メートル。1・2階にトラックバースを設置し、段差解消のためのドッグレベラーも各フロア4基ずつ用意した。梁下有効天井高5.5m、床荷重は1平方メートル当たり1.5t。4階にはテナント就労者が自由に使える、Wi-Fiや電源を完備したカフェテリアスペースも設けている。
屋上に太陽光発電パネルを敷設し、発電された電力は施設内で使用するほか、他地域の商業施設に送電する「自己託送」も行なう計画。テナントが利用する場合は、非化石証書も発行する。
リーシングについては、すでに1テナントと契約済みであるほか、2テナントからも申し込みが入るなど順調に進んでいるという。