不動産ニュース / ハウジング

2022/4/25

積水化学、最高ランクの「ZEH」比率が8割超に

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは25日、2021年度の同社新築戸建て受注のうち、ZEH比率が89%(前年比4ポイント上昇)と過去最高を更新したと発表。さらに、Nearly ZEHやZEH Orientedを除く、エネルギー削減率が100%以上の「ZEH」の比率が82%(同5ポイント上昇)と8割を超えた。

 同社では、1997年より戸建てにおける再生可能エネルギーの活用を続けており、太陽光発電システム(PV)の採用数は累計で22万9,000棟にのぼる。PVの設置容量は累計125万kWを超えており、年間総発電量は人口50万人規模の都市の年間電気エネルギー消費量に相当する。CO2排出の年間削減量は、スギ約2,700万本分に当たる約38万6,000tとなる。

 また、同社が積極的に取り組んでいるレジリエンス性を高めるための蓄電池搭載率は72%(同10ポイント上昇)。搭載棟数は累積で4万7,000棟となった。

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蓄電池

放電と充電の両方が可能な電池をいう。電池は極と電解質で構成され、化学反応によって電流を発生させる(放電する)装置であるが、特定の極と電解質が組み合わさった場合には、放電とは逆方向に電流を流すことによって放電力が回復する(充電する)性質がある。

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