東京建物(株)と中央日本土地建物(株)、大和ハウス工業(株)は28日、参加組合員予定者として推進してきた「大宮駅西口第3-A・D地区第一種市街地再開発事業」(さいたま市大宮区)において、さいたま市の認可を受け、市街地再開発組合を設立したと発表した。
計画地は、数多くの再開発が予定されている関東最大級のターミナル駅「大宮」駅西口より徒歩5分圏内に位置。敷地面積約9,500平方メートル、延床面積約8万5,100平方メートル、鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造地上27階地下2階建ての商業・オフィス・共同住宅の複合施設を開発する。
道路拡幅や五差路の交差点解消によって交通環境を改善し、歩道と歩道状空地を整備することで、良好な歩行空間を形成。地域の防災性向上に寄与すべく、建物の不燃化、耐震化により、災害時に周辺住民が利用できる施設も計画する。イベントが開催できる緑豊かな空間等も整備。
今後は、2023年頃に権利変換計画認可、24年頃に着工、27年頃に竣工する予定。