東京都は11日、2021年度および22年3月の新設住宅着工を発表した。
21年度の新設住宅着工戸数は13万4,313戸(前年度比0.9%増)となり、3年ぶりの増加となった。
利用関係別では、持家は1万6,771戸(同7.5%増)と3年ぶりの増加、貸家は6万9,632戸(同5.8%増)で2年連続の増加、分譲住宅は4万7,244戸(同6.9%減)と3年連続で減少している。分譲住宅のうち、マンションは2万9,216戸(同12.1%減)で3年連続の減少、一戸建ては1万7,610戸(同3.1%増)で3年ぶりの増加となった。
地域別では、都心3区が6,597戸(同4.4%増)で3年ぶりの増加、都心10区は3万5,812戸(同1.1%減)で3年連続の減少となった。区部全体では10万5,999戸(同0.4%増)と3年ぶりで増加、市部は2万7,918戸(同2.4%増)と2年連続で増加している。
22年3月の新設住宅着工戸数は1万3,037戸(前年同月比3.5%減)と2ヵ月ぶりの減少となった。
利用関係別では、持家が1,244戸(同10.3%減)で2ヵ月連続の減少。貸家は8,166戸(同24.6%増)で3ヵ月連続の増加となった。分譲住宅は3,613戸(同33.7%減)で2ヵ月ぶりの減少。うちマンションは2,022戸(同48.6%減)で2ヵ月ぶりの減少、一戸建ては1,563戸(同5.1%減)と8ヵ月連続で増加した。
地域別では、都心3区が756戸(同8.3%増)で、2ヵ月ぶりの増加。都心10区が3,821戸(同16.9%増)で3ヵ月ぶりの増加。区部全体では9,930戸(同10.7%減)で2ヵ月ぶりの減少。市部は3,089戸(同30.0%増)と2ヵ月連続の増加となった。