不動産ニュース / その他

2022/6/1

阪急阪神不、米国で初の不動産事業

「Fox & Finch」外観

 阪急阪神不動産(株)は5月31日、ワシントン州シアトル市の賃貸住宅「Fox & Finch」(総戸数49戸)の取得を発表した。同社初のアメリカでの不動産事業となる。

 同社と関電不動産開発(株)、大和証券リアルティ(株)と米国のインベストメントマネジメント会社が現地法人「Hankyu Hanshin Properties USA LLC」を設立。同法人が物件を取得する。また、同物件を開発したWilshire Capital Partners, LLC(以下、「Wilshire社」)をビジネスパートナーに迎えている。

 同物件は、シアトルダウンタウン(中心部)の北側、IT企業の集積が進むサウスレイクユニオンエリアに位置。敷地面積670平方メートル、賃貸可能面積3,100平方メートル、鉄筋コンクリート造・木造の混構造で地上7階建て。2017年築。ワンベッドルームが39戸、2ベッドルームが10戸。運営管理はWilshire社が行なう。

 今後は、米国現地法人を活用して情報収集の体制等を整備するとともに、現地企業とのパートナーシップを構築することで、同国での事業参画の機会を増加。収益の拡大を目指す。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。