国土交通省は1日、「令和4年度既存建築物省エネ化推進事業」の第1回提案募集を開始した。
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、建築物ストック(非住宅)の省エネ改修の促進を図るため、躯体の改修および空調の効率化に資する換気設備の導入を行なう民間等による省エネ改修工事を支援する。
補助対象は、省エネ改修工事、併せて実施するバリアフリー改修工事、エネルギー計測、省エネ性能の費用で、補助対象工事の3分の1、1件あたり5,000万円が限度(設備部分は2,500万円)。躯体(壁・天井等)の省エネ改修を伴うこと、改修前と比較して20%以上の省エネ効果が見込まれること、改修後に一定の省エネ性能に関する基準を満たすことなどの条件を満たす必要がある。
応募期間は、6月30日まで。採択事業は、10月をめどに発表する。詳細は、同事業評価事務局ホームページ参照。