不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2022/6/6

大成建設、私募リート運用会社を設立

 大成建設(株)は3日、大成有楽不動産(株)等との共同出資により、大成不動産投資顧問(株)(東京都渋谷区、代表取締役社長:草場俊明氏、大成AM)を設立したと発表した。

 大成建設の不動産開発・設計・施工・運用ノウハウおよび大成有楽不等が持つ幅広いノウハウを組み合わせ、機関投資家の長期安定運用に資する新たな投資機会の提供・投資主価値の最大化を図る。

 大成AMは、私募リート「(仮称)大成建設プライベート投資法人」を組成。2023年度中に同私募リートからの資産運用受託を目指す。大成建設が得意とする市街地再開発や大型開発案件で取得した物件を中心に私募リートへ売却していく予定。早期に開発利益を確定させることにより、獲得資金を新たな開発事業に投資するなど、資金効率のアップを図る。

 大成AMの出資比率は大成建設が60%、大成有楽不等が40%。資本金は1億円。

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私募リート(私募REIT)

非上場のREIT。JREITと同様のしくみで組成される不動産投資ファンドであるが、取引所に上場せず、オープンエンドで運用される。

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