不動産ニュース / 開発・分譲

2022/6/13

横浜でウェルビーイングテーマのウェスティンホテル

「ウェスティンホテル横浜」外観
エグゼクティブスイートキングの客室

 積水ハウス(株)は13日、マリオット・インターナショナルが運営する「ウェスティンホテル横浜」(横浜市西区、総客室数373室)を開業した。国内では6件目のウェスティンホテル。

 横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅から徒歩6分に立地。地上23階建ての1~5階、および13~23階部分に位置する。
 共用施設として、3つのレストラン、バー、喫茶スペース、スパ施設、フィットネススタジオ、プール、ブライダル関連施設、クラブラウンジ、屋外の多目的スペース、宴会場・会議室等を設置。客室は、ベイルームダブル(42平方メートル)、エグゼクティブスイートキング(84平方メートル)など10タイプを用意した。レジャー、ビジネスと幅広い顧客層に対応する。

 ウェルビーイングをテーマに設定。国内でのウェスティンシリーズ初の取り組みとして、レストラン等における地産地消食材の採用、ウェスティンを冠したスパ施設の設置などを行なった。フィットネススタジオは100平方メートル以上を確保。全室に「ヘブンリーベッド」を導入し、質の高い睡眠環境を提供する。また、SDGsの取り組みとして、客室やレストランのミネラルウォーターをビンで提供し、ペットボトルの削減に取り組む。

 開業セレモニーで、積水ハウス代表取締役社長執行役員兼CEOの仲井嘉浩氏は「当社初の横浜での都市開発事業。横浜のまちのポテンシャルを生かし、これまで当社が開発してきたラグジュアリーホテルにはなかったウェルビーイングをコンセプトに、新しい価値を提供していく」と述べた。

 なお、建物の6~12階は、積水ハウスとケン・コーポレーショングループが企画・運営の長期滞在者向けホテル「The Apartment Bay YOKOHAMA」(総客室数201室)が入居する。客室面積は41.95〜153.33平方メートル。提携サービスとして、宿泊客は「ウェスティンホテル横浜」の朝食やルームサービス、フィットネス・スパを利用できる。

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