不動産ニュース / 開発・分譲

2022/7/21

宇都宮の再開発施設を8月開業/住友商事

「Utsunomiya Terrace」外観イメージ

 住友商事(株)は21日、「宇都宮駅東口地区整備事業」の中核を担う複合施設「Utsunomiya Terrace」(栃木県宇都宮市)を8月26日に開業すると発表した。

 JR東北新幹線・東北本線「宇都宮」駅徒歩1分に立地。土地面積約7,700平方メートル、延床面積約3万7,400平方メートル、鉄骨造地上14階建て。1~6階は商業施設、5~14階は宿泊施設で構成する。

 2・3階のシェアスペースは、壁面に宇都宮の特産物である大谷石や観葉植物をあしらった空間に。ソファ、カウンター、コンセント付きデスク等の家具を配置し、地域住民の交流やテレワークなど、利用者のニーズに合った“たまり場”を提供する。1階には、街区の東西を貫通する全天候型プロムナードを整備。マルシェや音楽イベント等の催しを天候に左右されず開催することができる。施設内では、基地局シェアリングを活用した5G電波環境の整備を行なう予定。

 県内の有力ブランドを集積し、宇都宮・栃木の魅力を発信。5~14階部分にオープンする宿泊施設「カンデオホテルズ宇都宮」(客室数288室)では、地域の特産品を活用したレストランを併設。屋上にはロウリュサウナを備えたスカイスパを完備する。客室面積は18~42平方メートル。

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テレワーク

働き方のひとつで、情報通信機器等を活用して時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く方法をいう。事業所に出勤せずに家で作業する在宅勤務、個人が委託・請負によって作業する在宅ワークなどがあるが、情報通信技術を幅広く活用することが特徴である。 テレワークにおいては、住宅が職場ともなり得る。

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