不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2022/7/28

売上高は36%増/野村不HD23年3月期1Q

 野村不動産ホールディングス(株)は28日、2023年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

 当期(22年4月1日~6月30日)は、売上高1,997億2,100万円(前年同期比36.3%増)、営業利益372億8,900万円(同22.3%増)、営業利益・持分法投資損益・企業買収に伴い発生する無形固定資産の償却費を足した事業利益は389億7,400万円(同27.7%増)、経常利益は363億800万円(同30.5%増)、四半期純利益は269億3,300万円(同44.8%増)と増収増益となった。

 住宅部門は、住宅分譲事業で計上戸数が1,378戸(同731戸増)と大幅に増加。売上高は913億7,400万円(同96.1%増)、事業利益101億1,800万円(同483.3%増)と大幅な増収増益に。通期の計上予定売上高に対する契約進捗率は86.0%、契約済み未計上残高は3,326戸(同214戸減)だった。

 都市開発部門は、収益不動産事業において物件売却収入が増加したが、売却利益は減少。売上高は752億3,100万円(同11.3%増)、事業利益は221億1,800万円(同5.0%減)となった。仲介・CRE部門は、売買仲介事業の取扱高が増加したが、事業量拡大を見越した人材・店舗・システム投資により、売上高107億4,800万円(同1.2%増)、事業利益30億7,200万円(同3.9%減)を計上した。

 通期では、売上高6,800億円、営業利益905億円、事業利益970億円、経常利益850億円、当期純利益570億円を見込む。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年11月号
 “令和的”不動産店舗って?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/10/5

「月刊不動産流通2024年11月号」発売中!

「月刊不動産流通2024年11月号」好評発売中です。

特集は、「働く、集う、楽しむ。“令和的”不動産店舗 」。コロナ禍やDXの推進等も契機となり、私達の働き方は大きく変わりました。そうした中、これまで以上に集まりたいと感じるオフィス・店舗の整備に注力する企業も見られます。今回は、外観や内装のデザインなど趣向を凝らし、ユーザーやスタッフが集いたくなる店舗運営に取り組む不動産会社を取材しました。

実務に役立つ連載コーナーも豊富に掲載しています。noteでの試し読みも♪