不動産ニュース / 開発・分譲

2022/8/5

古本活用で「循環するライブラリ」/三井不レジ

「循環するライブラリ」完成イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)は5日、オンラインで本の買取・販売を展開する(株)バリューブックス(長野県上田市、代表取締役:清水健介氏)と連携し、新築分譲マンションにおいて、「循環するライブラリ」サービスの提供を開始すると発表した。

 資源の循環の取り組みとして、大半が廃棄される古本を活用したライブラリーを共用部に設置。定期的に書籍の入替を行ない、本を循環させる。入居者が読み終えた本を寄贈できる本棚も設置し、他の入居者が自由に読めるようにし、一定期間を経た後はバリューブックスが買い取り、買取金を管理組合に還元する。蔵書のラインナップは、マンション専用オンラインライブラリで確認することができ、専用アプリを通じて24時間の貸出も可能。

 2022年秋頃に販売開始予定の分譲マンション「パークホームズ文京本駒込」(東京都文京区、総戸数88戸)の共用部ライブラリへの導入を予定。2層吹き抜けの大空間に約1,800冊の蔵書を収め、そのうち約1,500冊を古本から選書する。東京都港区など他の計画物件においても順次展開していく。

 なお同物件は、JR山手線「駒込」駅徒歩6分、東京メトロ南北線「駒込」駅徒歩5分に位置。敷地面積1,116.11平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階建て。竣工は24年3月の予定。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。