不動産ニュース / 開発・分譲

2022/8/9

積水ハウス、分譲マンションに顔認証システム

 積水ハウス(株)は9日、日本電気(株)(以下、NEC)と集合住宅における顔認証システムを活用した取り組みについて連携すると発表した。

 初弾として、2023年11月に完成予定の積水ハウスの分譲マンション「グランドメゾン溝の口の杜」(川崎市高津区、総戸数123戸)にNECの顔認証システムを導入し、エントランスおよび各住戸の玄関ドアの解錠を顔認証により可能にする。なお、マスクを装着したままでも認証ができる。

 アプリで顔の情報を登録することで、共用施設(個室ブース)の予約・解錠や共用備品の予約をアプリ上で可能に。また、ゲストの顔情報をアプリで事前に登録してもらえば、ゲストがマンションを訪問した際に顔認証でスムーズに入室することもできる。その際、入室可能な時間や範囲の設定ができるため、不要な立ち入りを防止できる。

 またサービス事業者との協業により、顔認証を活用による合鍵供給機能を活用した、ウォーターサーバー用ボトルの置き配などのサービス提供も計画している。

 今後も入居者の生活利便性に向け、顔認証システムのさらなる活用を進めていく。自動販売機の顔認証決済やEV充電器の顔認証決済など、サービス事業者との協業による多様なサービスの提供に向けた検証も行なう計画。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。