不動産ニュース / 開発・分譲

2022/8/9

スマートホーム事業領域で協業/三菱地所

 三菱地所(株)は9日、大崎電気工業(株)とスマートホーム事業領域おける業務提携に向けた基本合意書を締結。協業の第1弾として、三菱地所が開発した総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」と、大崎電気工業が開発したスマートロック「OPELO(オペロ)」のシステム連携を行なう。

 ホームタクトは、照明、エアコン、給湯器、カーテン、ロボット掃除機など複数メーカーのIoT機器をアプリケーション上で遠隔操作できるサービス。

 オペロのシステム連携により、賃貸管理会社はホームタクト管理画面のパスワード管理機能を活用し、内覧対応や入退去時の鍵交換業務などを大幅に効率化できる。入居者はホームタクトアプリ1つですべてのIoT機器の操作やスマートロックのワンデイパスワード機能の発行などができ、生活利便性が高まる。オーナーは複数ソリューションの個別契約が不要となり、導入コストを抑えられる。

 今後両社は、両サービスをパッケージ化し、不動産ディベロッパーや賃貸管理会社へのサービス提供に向けて、営業協力体制を強化。共用部無人管理システムの共同開発をはじめ、将来的な分譲住宅市場向けの商品開発やエネルギーマネジメント領域での共同研究など、幅広い事業領域で協業を加速していく。

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