野村不動産投資顧問(株)は、野村不動産プライベート投資法人(NPR)が保有している「コンフォートホテル和歌山」「コンフォートホテル佐賀」について、この2物件のテナント兼オペレーターである(株)グリーンズと共に、サステナビリティへの取り組みを協働して推進していくことについて合意したと発表。
野村不動産投資顧問およびNPRはこれまで、同投資法人が保有する物件について、さまざまなサステナビリティに関する取り組みを実施している。しかし、宿泊施設は、テナントによる自主運営・管理であるため、所有者である投資法人の意向を反映することが難しく、サステナビリティに関する取り組みについても、主体的に進めることができなかった。
今回、野村不動産投資顧問とグリーンズが、上記2物件のサステナビリティに関する取り組み方針やあり方について1年以上にわたり協議を実施。両社で協働して取り組みを推進していくことで合意した。
協働する取り組みの第1弾として、グリーンズは、「コンフォート和歌山」において、野村不動産ホールディングス(株)が出資する電力調達会社・ NFパワーサービス(株)の提供する電力メニュー「CO2ゼロプラン」の導入を開始。これにより再生可能エネルギー由来の非化石証書等を活用し、実質的に再生可能エネルギー100%・CO2排出量ゼロを実現する。またNPRでは、「コンフォートホテル和歌山」の「CO2ゼロプラン」の導入に合わせ、物件所有者として全館LED照明へ更新を実施。電気使用量の抑制を行なった。
今後もグリーンズと協働し、両物件のサステナビリティに関する取り組みを継続して推進していく考え。