
中央日本土地建物(株)は25日、分譲マンション「BAUS(バウス)」において、東京ガス(株)が提供する「トリセツ+HOME(トリセツホーム)」を導入すると発表した。
「トリセツ+HOME」は、住宅の引き渡し時に渡す住宅設備の取扱説明書をスマートフォン・パソコンで提供するサービス。
入居者にとっては、説明書の収納場所の確保が不要となり、居室内のスペースを有効活用できるようになるほか、アプリやウェブサイト上で各設備の型番も確認できるため、交換用部品の購入がスムーズになる。備え付けの家電だけでなく、新しく購入した家電の追加登録も可能。
一方、マンションの事業主等も、これまでは紙の説明書から情報を探していたが、入居者と同じ住宅設備の情報を閲覧できる「管理者アカウント」機能を活用することで、問い合わせを受けた際に迅速な対応が可能となる。
同社は、2022年7月に引き渡しを開始した「バウス湘南台」(神奈川県藤沢市、総戸数97戸)を皮切りに、今後開発する「BAUS」シリーズの分譲マンションで順次サービスを導入していく計画。