不動産ニュース / 開発・分譲

2022/9/22

阪急阪神不、米国で賃貸レジ224戸を取得

「Park at 33rd」外観

 阪急阪神不動産(株)は22日、米国現地子会社を通じて、賃貸住宅「Park at 33rd」(アリゾナ州フェニックス氏、総戸数224戸)を取得したと発表した。

 同物件は1986年に竣工。敷地面積は約3万9,000平方メートル。敷地内に独立した地上2階建ての建物が28棟あり、賃貸可能面積は約1万5,600平方メートル。共用施設として事務やプールが併設されている。

 所在するフェニックス市は、米国内でも人口・雇用者数・世帯所得の増加が著しいエリア。将来的にも住宅需要が見込めると判断した。同物件は市内中心市街地から約25kmに位置し、周辺には大規模なオフィスエリアや商業施設も多く、通勤・生活ともに利便性が高い。取得後はリノベーションを通じて物件の価値向上を図る。

 なお、取得・運営は米国の不動産インベストメントマネジメント会社であるSAM Residential Groupと共同で行なう。同社にとって米国での賃貸住宅事業の2号プロジェクトであり、メジャーシェアの事業は初めてだという。

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