三井不動産リアルティ(株)は29日、(一社)マンション管理業協会(管理協)が運営する「マンション管理適正評価制度」における管理評価を、同社の個人向け不動産仲介事業「三井のリハウス」のコンテンツ「マンションライブラリー」に掲載を開始した。
これまで、マンションの管理状態を判断する明確な評価基準はなかったが、4月に管理協が全国共通の評価基準を創設。これにより、マンションの管理状態や管理組合の運営状況を6段階で把握できるようになった。評価は管理協が指定する講習を修了した管理業務主任者又はマンション管理士の有資格者が行ない、管理協が運営する「マンション管理適正評価サイト」で公表している。
同社では、同コンテンツに評価基準を掲載することで、ユーザーがマンションを選ぶ際の検討資料として確認できるようにした。また、マンション管理適正評価サイトの更新に応じて、同コンテンツの掲載情報も定期的に更新していく予定。