不動産ニュース / 開発・分譲

2022/10/25

三井不他、大手町に6,000平方メートルの緑地

 三井不動産(株)と三井物産(株)は25日、大手町エリア最大級の緑地空間「Otemachi One Garden」(東京都千代田区)を12月16日にオープンすると発表した。

 2020年に竣工したオフィスビル「Otemachi One」と「三井物産ビル」に隣接したエリアに約6,000平方メートルの緑地を整備する。全体を7ゾーンに分け、常緑芝を敷いたオープンスペースや、フラワーガーデン、日本固有の「縁側」を再現した空間などを用意。木陰でのビジネスミーティングや、芝生広場でのイベント開催など、来場者それぞれがリラックスできる空間と仕掛けを提供する。

 皇居の緑との連続性を確保することで、大手町における緑のネットワーク形成と豊かな緑地空間の創出を図るだけではなく、緑地内に中高木約300本、低木約6,600本を植え、地表面の温度情報を抑制、カーボンニュートラルへの貢献も期待されている。植える植物も皇居の植生に配慮することで、皇居に生息する鳥や昆虫などの生育環境拡大に寄与していく。

 地域防災の視点においても、同緑地の約3,000平方メートルが一時滞留スペースとして確保され、防災井戸の整備や浄化施設を併設することで、災害時に飲料水を供給することも可能になる。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。