不動産ニュース / 開発・分譲

2022/10/25

札幌の駅前再開発がまちびらき/大和ハウス工業他

「北3東11周辺地区第一種市街地再開発事業」

 北3東11周辺地区市街地再開発組合および大和ハウス工業(株)、(株)コスモスイニシア等5者は25日、9月30日に「北3東11周辺地区第一種市街地再開発事業」(札幌市中央区)のまちびらきを行なったと発表した。

 同再開発事業は、JR函館本線「苗穂」駅前の敷地約1万5,000平方メートルを、住宅・商業施設・医療施設で構成するA・B街区(苗穂ヒラクス)、寺院施設が集積するC街区、業務施設を建設するD街区の4つに区分し、多世代が“にぎわい”と“交流”を創出することを目指したまちづくりプロジェクト。

 「苗穂ヒラクス」は、タワーマンション「プレミストタワーズ札幌苗穂アクアゲート」(地上25階建て、総戸数204戸)と、「プレミストタワーズ札幌苗穂ブライドゲート」(地上27階建て、総戸数203戸)の2棟からなる分譲タワーマンションに加え、アクティブシニア向け分譲マンション「イニシアグラン札幌苗穂」(地上13階建て、総戸数77戸)で構成する。「アクアゲート」と「ブライトゲート」には、複数の商業施設と医療施設が入居する予定で、住宅・商業施設・医療施設が一体的につながる街区とする。

 C街区は既存機能更新地区で、既存施設として分散配置されていた寺院施設の集約化によって再整備を実施。D街区も既存機能更新地区で、既存施設だった商業業務施設を集約化して再整備。広場やベンチなどを置き、イベントなど集客交流の場として整備したほか、冬季でも安全・快適に移動することができる空中歩廊を整備するなどしている。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。