不動産ニュース / 開発・分譲

2022/10/27

阪急阪神不、西宮北口駅近くの再開発で交流型賃貸

賃貸住宅の共用部に設置予定のダイニングラウンジ
賃貸住宅の共用部に設置予定のアウトドアラウンジ

 阪急阪神不動産(株)は、兵庫県西宮市で建設中の「(仮称)阪急西宮ガーデンズ西側土地開発計画」において、交流をテーマとした賃貸住宅(総戸数112戸)を開発する。

 阪急神戸線・今津線「西宮北口」駅徒歩3分、「阪急西宮ガーデンズ本館」の西側に位置する。地上14階建ての複合施設を開発するもので、10~14階を賃貸住宅にする予定。

 共用部には、屋内外のラウンジやワークスペース、レンタルルーム等を設置。コミュニティサービスを手掛けるGONENGO合同会社の協力を得て、イベントを企画・運営する。また、入居者同士の交流促進に向けて、サントリー食品インターナショナル(株)が提供する“社長のおごり自販機”を賃貸住宅として初採用する。これは、入居者に配布するICカードを2人同時に自販機にかざすと、飲料が無料で提供される、というサービス。費用は同社負担。イベント情報の発信やプロジェクトメンバーの募集などを知らせる専用アプリも導入する予定。

 共用部・専有部とも、入居者が所有する交通系ICカードなどで入退出を可能とする計画。専有部玄関には、テンキーによる解錠機能も備える。管理業務の効率化に向けて、(株)シブタニとの共同開発のもと、共用部のセキュリティ解除について、入居開始日時・退去日時の登録および抹消予約を遠隔操作にて可能とするシステムを初採用する。

 住戸の専有面積は25.00~63.10平方メートル、間取りはワンルーム~2LDK。

 竣工は2023年8月下旬、入居開始は9月上旬の予定。

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