不動産ニュース / 開発・分譲

2022/11/1

三田の同社最大級ビルで初のZEB Ready/住友不

オフィスタワー棟完成外観イメージ

 住友不動産(株)は10月31日、事業協力者ならびに参加組合員として事業を推進している「三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」(東京都港区)において、開発する中核施設が、同社オフィスビルで初の「ZEB Ready」認証を取得したと発表した。

 同地区は国家戦略特別区域に指定されており、札ノ辻交差点に面する約4haの開発区域に多様な機能を備えたオフィスや住宅(2棟・225戸)、商業・生活支援施設など全4棟を開発。同社グループの周辺施設と連携し、外国人・外資系企業集積機能の強化に資するビジネス交流機能・生活環境を整備する。総延床面積は約22万9,000平方メートル。

 同社開発ビルで最大規模となるオフィスタワー棟は、地上42階地下4階建て、延床面積約20万平方メートル。高断熱ガラス等の採用により建物の断熱性能を高め、省エネ設備を導入。50%以上の一次エネルギー消費量を50%以上削減した建物に与えられる「ZEB Ready」認証(BELS)を取得した。基準階面積は4~11階が約3,980平方メートル(約1,200坪)、12~42階が約2,940平方メートル(約890坪)。天井高3.0mの整形無柱空間で自由度の高いレイアウトを実現する。完全個別空調やLow-E複層ガラス、明るさセンサー付LED照明など最先端の設備も導入する。

 建物は、免震+制振のハイブリット構造で、中間免震層に加えて全フロアに制振壁、屋上には制振装置を設置する。受電方式については、予備線から受電可能な2回線受電を採用し、停電時には中圧ガスを用いた非常用発電機を利用することで、共用部に加えて貸室内にも電力を供給可能とした。また、中圧ガスが利用できない場合でも、重油発電により、共用部と貸室内に72時間の電力供給を可能とする3重のバックアップ体制を構築している。

 敷地内には、約4,800平方メートルの広場や約5,500平方メートルの緑地を整備。ベンチを設置して憩いの場とするだけでなく、かまどベンチ、マンホールトイレ、防災備蓄倉庫等を確保し、災害時には、帰宅困難者の一時滞在場所となる防災広場としても活用する。さらに、幹線道路や地形の高低差による動線の分断など、歩行者ネットワーク上の課題解決に向け、歩道橋架け替えと併せた、第一京浜を横断する歩行者デッキ、バリアフリーエレベーターを新設。地域の回遊性・利便性の向上を図る。

 オフィスタワー棟は2023年2月竣工。工事完了は25年度の予定。

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