不動産ニュース / 政策・制度

2022/11/7

「木造先導・優良木造プロジェクト」計11件を採択

 国土交通省は4日、「令和4年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)および優良木造建築物等整備推進事業」(第II期)の採択プロジェクトを発表した。

 中高層・大規模木造建築物の整備促進に向け、構造・防火及び生産システムの面で先導的な設計・施工技術を導入したプロジェクトや普及拡大段階の木造化技術を活用したプロジェクトを支援する。募集期間は7月1日~8月26日。

 「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」は一般部門に5件応募があり2件を採択した。採択されたプロジェクトは、「国立駅南口開発商業棟計画」(提案者:(株)JR中央線コミュニティデザイン)、「京橋第一生命ビルディング建替計画」(同:第一生命保険(株))。
 なお、CLTなど新たな木質建築材料を用いた工法等について建築実証と居住性等の実験を行なう実験棟の整備を支援する実験棟部門は1件の応募があったが、採択されなかった。

 「優良木造建築物等整備推進事業」は9件の応募があり、すべて採択された。採択されたプロジェクトは、「石巻まちなかウエルネスタウン中央二丁目3番(A2)地区」(同:(株)東北建商)など。

 詳細は同プロジェクトのホームページに掲載している。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

サステイナビリティ

環境や社会経済が安定的に長く持続することまたは持続できる性質。英語のSustainability。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。