不動産ニュース / 開発・分譲

2022/11/8

千葉・八千代に大型物流施設竣工/日本GLP

「GLP八千代IV」外観

 日本GLP(株)は7日、「GLP八千代IV」(千葉県八千代市)の竣工を発表した。

 既存物件の建て替えにより開発された施設。同敷地内にある既存物件には、大手日用品卸企業である(株)あらたが入居し、稼働を継続。同じ敷地内で既存物件を残して開発を進めた。竣工した施設はあらたが専用施設として1棟を利用する。既存物件で働く従業員にとっては通勤場所が変わることなく、就業を継続できるというメリットを提供できる。

 東関東自動車道「千葉北」ICから約9.4km、「花輪」ICから約 10.7km、国道16号線内の工業団地内に位置しており、県内を中心とするエリア配送に加え、広域配送拠点としても優位な立地。東葉高速鉄道「八千代中央」駅から約1.2km。

 建物はブレースのない構造。全面的な自動マテハン設備の設置に対応できる。最新技術を用いた高度な物流オペレーションを実現するため、あらかじめ自動倉庫向けエリアを設定した。エントランスの階段には健康を意識したサインを表示予定で、働く人の健康促進をサポートする。

 環境配慮への取り組みとして、自家消費型の太陽光発電設備を設置する計画で、入居企業の脱炭素化に向け取り組みをサポートする。

 稼働開始は2023年初頭の予定。

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トラックバース

物流施設において、倉庫との間で荷物の積み下ろしをするためにトラックを接車するスペース。英語のtruck berth。なお、バースは、一般に港湾内で船舶が安全に停泊できる場所を指す言葉として使われている。

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