東急不動産(株)と神六再開発(株)は29日、両社が手掛ける「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」について、東急不動産が所有する商業床で構成される商業施設を2024年春に開業すると発表した。
神宮前六丁目地区を中心とするこのエリアには、さまざまなクリエーターが集まり、共創・創造することで、この場所にしかない消費体験や文化が創出されてきた。この循環システムに着目し、さまざまなクリエーターが共感するコミュニティと創造的な消費体験を提供。長期的な新しい文化を創出する「新たな文化発信拠点」とすることを目指す。
敷地面積約3,085平方メートル、延床面積約1万9,940平方メートル、鉄骨造・鉄筋コンクリート造地上9階地下3階建て。表参道と明治通りが交差する神宮前交差点に位置する立地特性を生かし、沿道の賑わいを結ぶ新たな拠点を創出。さらに安全な歩行者空間を形成し、周辺住環境に配慮した立地特性に相応しいにぎわいを創出する。
建物の外装・屋上デザインは、建築家の平⽥晃久氏に依頼する。
竣工は2023年8月の予定。