不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2022/12/16

管理戸数増で増収増益/JSB23年10月期

 (株)ジェイ・エス・ビーは14日、2022年10月期決算(連結)を発表した。

 当期(21年11月1日~22年10月31日)の売上高は579億2,200万円(前年同期比9.7%増)、営業利益63億1,200万円(同18.3%増)、経常利益61億8,900万円(同19.0%増)、当期純利益43億300万円(同32.3%増)と、増収増益となった。

 主力の不動産賃貸管理事業は、物件管理戸数が順調に増加。また、オンラインによる非対面での営業活動の定着もみられ、入居率は22年4月末現在で99.9%と、前年に引き続き高水準を達成。この結果、学生マンションの家賃収入をはじめとする各種不動産賃貸関連サービスにおける売上高が順調に推移し、売上高544億3,300万円(同9.9%増)、セグメント利益77億8,000万円(同17.1%増)となった。

 高齢者住宅事業は、21年10月にオープンした「グランメゾン迎賓館豊中刀根山」による売上高増があったものの、第1四半期連結会計期間における新型コロナウイルス感染症の感染拡大傾向への懸念から、一時的に入居を控える動きが見られ、売上高は28億6,600万円(同2.3%増)、セグメント利益2億6,000万円(同26.3%減)となった。

 次期は、売上高631億8,100万円、営業利益67億8,300万円、経常利益66億3,900万円、当期純利益44億2,100万円を見込んでいる。

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