不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2023/1/16

仕入れ強化で減収減益/フィルC22年11月期

 (株)フィル・カンパニーは13日、2022年11月期決算(連結)を発表した。

 当期(21年12月1日~22年11月30日)は、売上高43億7,800万円(前期比19.4%減)、営業利益1億6,900万円(同76.6%減)、経常利益2億円(同71.9%減)、当期純利益1億4,200万円(同65.1%減)と大幅な減収減益で着地した。

 請負事業では、空中店舗「フィル・パーク」の受注件数が13件と前期の2.6倍に増加。前期は大型案件があったことから、受注高は16億3,200万円(同3.6%減)となった。「プレミアム・ガレージハウス」は受注件数16件、受注高11億100万円(同19.0%減)に。セグメントの売上高は32億4,400万円(同74.7%増)となった。

 全体的な減収減益の要因は開発販売事業における仕入れの強化。当期は販売件数4件でセグメントの売上高は7億1,700万円(同77.2%減)と大幅に減ったものの、8件の用地を取得。開発プロジェクト総額は17億1,100万円(同324.5%増)にまで積み上がった。

 23年11月期については、売上高70億円、営業利益2億5,000万円、経常利益2億4,000万円、当期純利益1億6,000万円を見込む。

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