不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/1/30

新築戸建て、既存マンションとも価格上昇傾向続く

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける2022年12月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は4,507万円(前月比0.3%上昇)。エリア別では、東京23区6,817万円(同0.2%上昇)、東京都下4,692万円(同0.3%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市5,214万円(同0.5%上昇)、神奈川県他4,013万円(同0.2%上昇)、埼玉県さいたま市4,493万円(同1.1%上昇)、埼玉県他3,612万円(同0.2%下落)、千葉県西部4,224万円(同0.1%上昇)、千葉県他3,173万円(同0.4%上昇)だった。

 前月比は、さいたま市と横浜市・川崎市の2エリアが上昇したものの、その他の6エリアは横ばいと、全体的に小幅な動きとなった。前年同月比では、14ヵ月連続して全エリアが上回り、上昇傾向が継続。東京23区、横浜市・川崎市、さいたま市、千葉県(西部/他)の5エリアで、17年1月以降最高額を更新した。

 既存マンションの1戸当たり平均価格は3,907万円(同0.7%上昇)。エリア別では、東京23区4,928万円(同0.3%上昇)、東京都下3,166万円(同1.0%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市3,371万円(同1.0%上昇)、神奈川県他2,583万円(同1.2%上昇)、埼玉県さいたま市3,443万円(同1.1%上昇)、埼玉県他2,599万円(同0.6%上昇)、千葉県西部2,955万円(同2.1%上昇)、千葉県他2,031万円(同2.6%上昇)だった。

 前月比は、6エリアの上昇率が1.0%以上となったことに加え、8エリアすべてで17年1月以降最高額を更新。千葉県他の平均価格は、初めて2,000万円を超えた。前年同月比では、18ヵ月連続して全エリアが上回り、上昇傾向が継続している。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通40周年

月刊不動産流通 月刊誌 2023年10月号
不動産実務に役立つ情報が満載!
協力すれば空き家が蘇る
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2023/9/13

「記者の目」更新しました。

空き家を『バイク女子』向けシェアハウスに」配信しました。
全国各地で空き家の増加が問題となる中、独自のアイディアで空き家を再生するケースも増えてきている。そんな中、築60年超の空き家を「ガレージ付き」女性専用シェアハウスへと改修、収益物件化した事例があるという。リノベーションを手掛けた(株)Rバンクに、事業の経緯や改修工事のポイント、竣工後の反響等について聞いた。