不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/2/28

住宅着工戸数、4ヵ月ぶりの増加

 国土交通省が28日に発表した2023年1月の建築着工統計では、新設住宅着工戸数が6万3,604戸(前年同月比6.6%増)と4ヵ月ぶりに増加した。新設住宅着工床面積は507万5,000平方メートル(同2.2%増)で5ヵ月ぶりに増加。季節調整済年率換算値は89万3,000戸(前月比5.5%増)と2ヵ月連続で増加した。

 利用関係別では、持家が1万6,627戸(前年同月比8.3%減)と14ヵ月連続の減少。貸家は2万4,041戸(同4.2%増)と23ヵ月連続の増加。分譲住宅は2万2,698戸(同25.0%増)と2ヵ月連続で増加した。そのうちマンションは1万1,990戸(同69.6%増)と2ヵ月連続の増加。一戸建住宅は1万576戸(同3.9%減)と3ヵ月連続で減少した。

 三大都市圏では、首都圏が総戸数2万4,703戸(同9.9%増)。内訳は持家3,658戸(同17.1%減)、貸家9,742戸(同4.6%減)、分譲1万1,205戸(同46.2%増)。中部圏は総戸数7,176戸(同7.7%増)。内訳は持家2,612戸(同5.4%減)、貸家2,326戸(同18.7%増)、分譲2,225戸(同15.9%増)。近畿圏は総戸数1万1,245戸(同28.8%増)。内訳は持家2,145戸(同11.4%減)、貸家4,785戸(同35.9%増)、分譲4,280戸(同55.1%増)となった。

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