不動産ニュース / 開発・分譲

2023/3/22

野村不、「川口」駅前の再開発を竣工

複合施設の外観

 野村不動産(株)は22日、川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合と共に参加組合員として推進してきた「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」を竣工した。

 同地区はJR京浜東北線「川口」駅より徒歩3分に位置し、商業・オフィス機能が集積する中心商店街・川口銀座商店街(樹モール)に接する。敷地面積は約9,069平方メートル。住宅・店舗を中心とした、延床面積約6万6,572平方メートル・鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上28階地下2階建ての大規模複合施設を整備した。

 1~3階は商業・業務施設「樹モールプラザ」。生活必需品を中心としたショッピング施設や飲食モール「樹モールフードアベニュー」、医療施設、子育て支援施設など約40店舗を誘致した。4~28階は分譲マンション「プラウドタワー川口クロス」(総戸数481戸)で、専有面積は46.63~115.77平方メートル、間取りは1LDK~4LDK。共用部には個別ブースを備えたスタディルームやライブラリーラウンジ、シアタールーム等も設けた。

 従前敷地に樹モールから東に抜ける路地(市道)が含まれていたため、既存住民の快適性を考慮し、敷地内を貫通する通路を配置。また樹モールのまち並みとの連続性にも配慮し、敷地全周には歩道上空地を4m確保した。

 商業部分は5月24日にグランドオープンする予定。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。